環境モニタリング情報部会

  環境モニタリング情報部会は、第23期支部総会(2007年11月)の講演会「わたしたちの生活環境はどう変わったか?-環境質の長期変動を点検する-」をきっかけとして設置され、公共用水域の常時監視によって取得・蓄積されてきた膨大なモニタリングデータを整理・解析することにより、水環境の現状や課題を明らかにすることを目的として活動してきました。第11回シンポジウム(平成20年、関西大学)では「水環境モニタリングのデータ活用と今後の展望」、第17回シンポジウム(平成26年、滋賀県立大学)では「水質モニタリングの過去・現在・未来~琵琶湖・淀川水系からの発信~」と題して支部企画セッションを担当しました。第45回年会(平成23年)では「関西圏における河川水質の長期モニタリング情報の解析」というテーマで3題(①pH・DO・水温、②BOD・COD・SS、③窒素・リン)の発表を行いました。
 近年では、「水環境におけるマイクロプラスチックの実態調査」、「ドローンを活用した水環境モニタリング」、「環境DNAを用いた生物モニタリング」、「機械学習を活用した水質予測」などの調査研究が数多く行われています。当部会では、環境モニタリングに関する講演会や勉強会を企画し、情報交換や議論を行いたいと考えています。取りあげて欲しいテーマなどがありましたら、ご連絡ください。

【連絡先】
部会長    藤原康博(大阪市立環境科学研究センター)
E-mail:yasu-fujiwaraアットcity.osaka.lg.jp
担当支部幹事 伊原 裕(堺市衛生研究所)
E-mail:ihara-yアット@city.sakai.lg.jp
【アットを@に変更して送付してください】