川部会

 川部会活動の前身は,水辺環境と都市の水循環に関する研究部会として1998年に始まりました。その後,2001年からは部会長体制のもと,「川部会」として,古くから人々の営みと深い関わりを持ち,水利用・景観などの恩恵はもとより,人々の精神面にも大きな影響を与えている地域の川について,関西地方を中心に,実際に川を観察しその機能を評価するために,「川歩き(リバーウォッチング)」と評価手法の検討を20年以上にわたって進めてきました。

 その間に踏破した河川は,関西地方はもとより,他の地方や遠く韓国,台湾まで80河川以上にわたり,成果は,シンポジウムや学会での発表のほか,環境技術学会の機関誌「環境技術」への「関西の川歩き」シリーズの掲載(合計59回)を行い情報発信してきました。また,「川歩き」活動で蓄積されたコンテンツを基に,(公財)琵琶湖・淀川水質保全機構(BYQ) の委託を受け,2010年度より「琵琶湖・淀川 里の川をめぐる ~ちょっと大人の散策ブック~」 シリーズ全25冊を発刊(BYQ,(一社)近畿建設協会との共同企画編集)しました。

  そして,散策ブックをベースに新たな河川も合わせ全40河川について2018年にとりまとめたのが,神戸新聞総合出版センター発行の書籍「関西の川歩き」です。初版第1刷は,水文・水質・水環境,地形・地質のみならず,歴史・文化,周辺の見どころや興味深いエピソードなどを紹介しましたので,売れ行きが好調で完売しました。そこで,増刷を検討してきました。しかし,書籍販売では普及がどうしても関西中心になるので,学会の社会貢献を考慮して,全国の学会会員や興味を持つ一般の人に読んでもらえるように,電子化し支部のHPからオープンアクセス(無料閲覧)できるようにしました。
 ここに「関西の川歩き」第2刷(pdf版)を刊行しました。気軽にアクセスし読んでいただければ幸いです。

前付・目次・第1章 〔10.24MB〕:琵琶湖・流入河川/琵琶湖,高時川・余呉湖,安曇川,近江八幡水郷・西の湖,赤野井湾と流入河川,野洲川・日野川・愛知川

第2章 〔3.36MB〕:宇治川水系/瀬田川・宇治川,伏見の川・醍醐の川,大戸川 

第3章 〔6.85MB〕:鴨川水系/鴨川・明神川,高野川,白川,琵琶湖疏水,京の川

第4章 〔3.98MB〕:桂川水系/桂川・由良川源流,保津川・桂川,洛西・乙訓の川

第5章 〔4.81MB〕:木津川水系/木津川上流,名張川,木津川中下流,都祁・柳生の川

第6章 〔4.31MB〕:寝屋川水系/寝屋川,恩智川・生駒の川,中河内の川

第7章 〔10.50MB〕:淀川水系中・下流部/天野川,芥川,安威川・神崎川,猪名川,
大川と大阪市内河川,東横堀川・道頓堀川,三川合流点,淀川中流域

第8章・後付・索引 〔1.74MB〕:その他地域の河川/鴻池水路,大和川(中流域),吉野川,武庫川,加古川,日高川

【連絡先】
部 会 長 古武家 善成(元神戸学院大学) E-mail:dfmfn512@kcc.zaq.ne.jp(自宅)
事 務 局 長 駒井 幸雄(大阪工業大学) E-mail:yukio.komai@oit.ac.jp
※書籍に関する問い合わせは、部会長までお願いします。